安全な教室とは?個別指導塾「スクールIE」元教室長が女子生徒にわいせつ疑いで逮捕
- Lord Dear
- 2025年9月16日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年9月18日

東京都内にある個別指導塾の45歳の元教室長が、授業中に女子中学生の体を触るわいせつな行為をしたとして逮捕されました。調べに対し、容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは、東京 中央区の「やる気スイッチグループ」が運営する個別指導塾、「スクールIE」の元教室長、石田親一容疑者(45)です。警視庁によりますと、ことし3月と5月、東京都内にある教室で、授業中に教え子だった15歳の女子中学生の体を下着の上から触るなどしたとして不同意わいせつの疑いが持たれています。この個別指導塾では講師と生徒が1対1または1対2で授業を行っていて、当時は元教室長が生徒の隣に座り、1対1で指導にあたっていたということです。
個別指導塾スクールIEで起こってしまった事件がトップニュースになっています。コンプライアンス研修をさんざん行っている大組織でも、このようなことは避けられません。保護者の方に情報提供としてどういう環境で起こるのかを知っていただき、塾選びの参考にしていただきたいと思います。
特に「人が多くても、わいせつな犯罪が起こる」ということ、また今回もそうですが、「責任者のほうが犯罪に手を染めやすい」ということを十分にご認識いただくことです。この点がイメージできれば、その塾が本気でコンプライアンスを考えているかどうかは、環境をみれば分かります。
この問題が起こりやすい環境は、結論として「パーテーション」があったり、いくつかの「個室」、「部屋」に分かれている個別指導塾です。さらに自習室が独立していて、パーテーションがある場合は、より最悪に近いと思います。こういった状況においては、監視カメラの有無は、ほぼ無意味です。
〇危険チェックポイント
□ 室内にパーティション(仕切り)がある
□ 全体に個室が多い
□ 講師が真ん中に座る仕組み(1:1や1:2形式)でお子様との距離が近い
① 死角が多い教室は避ける
仕切りになる「パーテーション」には高さがあります。特に顔から上がすべて隠れてしまう場合は、こういったパワハラ、セクハラが起こりえます(今回もこのケースにあたると想定されます)。先生や生徒が何名いても関係ありません。
特に、「いつも先生が真横に座りっぱなし」の個別指導塾については、お子様と講師との距離が30センチもないので、リスクはかなり上がります。また、塾責任者(管理者)は、座席配置や時間帯の最高決定権を持つので、悪用すれば犯罪をしやすい環境が自由に作れるとも言えます。
(多くの塾は責任者が巡回しているから安全と説明していますが、これは違います)
② 長時間を教室で滞在することを文化にしている塾は避ける
そもそもお子様が長時間滞在していなければ、犯罪にあう確率は下がります。1日あたり3時間以上の滞在が習慣化されている場合、危険度が上がります。自習の強制/ルール化、長時間のテスト対策授業など。今回の学習塾では、「90分1コマ」という長めの時間が基本単位となっています。
この時間のなかで責任者や管理者は、最もお子様と接する時間が増える存在です。勉強と安全のどちらを優先するかというところですが、リスクを避けたいなら、自由度の高い学習塾に行き、長時間の滞在をしないことが安全とは言えます。
③ 机の幅が狭い、塾講師がぴったりくっついている塾は避ける
パーテーションがあり、机の幅が狭い個別指導塾は大変危険です。ひじが当たるような距離感で、80分も90分もずっと講師が真横に座っている状況は明らかに危険性しかありません。今回も「最初は偶然当たっただけだった」というようなきっかけを証言しています。集団塾も閉鎖性はありますが、指導上はお子様との物理的な距離が離れていたり、授業の開始終了時間が一致しているので、環境としての安全性が高いといえるでしょう。
④ コンプライアンス意識は「環境」に現れる
大手学習塾であれば、今はコンプライアンス研修はより厳しく行っています。パワハラやセクハラも当然、頻繁に研修を行っています。それでも起こるのは、結局のところ、この問題を「意識」の問題だと考えているからです。
私も生徒数百名の元管理職として、あらゆるスタッフや生徒への研修、現場での観察を行った結論として、「環境」がすべて決めるという結論になりました。
つまりパーテーションの高さや配置、部屋の死角を気にしていない「教室」は、結果的にコンプライアンス意識が高いということはありえません。大手の個別指導塾ではシステム上、環境を変えられないところもあります。しかし、明らかに原因は明確であるにもかかわらず、本気で対処をしていないのも現実です。
〇 お子様とほとんどくっついてしまうような座席の配置を避ける
〇 講師は必要以上に真横に座らない
〇 パーテーションはなくす 〇 自習スペースは原則授業と同じスペースにする
塾内の見通しが良い(教室の部屋の多くが見渡せる)ことは、特に防止策になります。その塾に窓があり、外から中が見えるのであれば、とても安全が守られやすい環境です。
徳島塾グレースガーデン
〒770-8023 徳島県徳島市勝占町原23−1 福原貸店舗 2
電話番号: 088-660-4279






コメント