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実力テストでやらかした、と思ったとき

更新日:8月9日

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【この内容は読むだけで自然に生徒が行動変化を考えるように作られています】


先生:さて、実力テストに対してどんな考え方や行動が問題になるかわかるかな?


生徒:うーん、テストで失敗した時に「自分はダメだ」と思ってしまうことですか?


先生:それもそうだね。実は、そういう「失敗=自分の価値の否定」という思い込みこそが大きな問題なんだ。例えば「できない自分を認めたくない」という気持ちが潜在的に働いて、テストの結果を冷静に分析できなくなることが多いよ。


生徒:確かに、点数が悪いと落ち込んでそのまま諦めてしまうことがあります。


先生:そこがポイント。もし「固定的な能力観(固定思考)」で、「自分の能力は変わらない」と考えると、失敗したら「もうどう頑張っても無理」と感じてしまう。でも、実力テストは自分の伸びしろを知るチャンス。本当は「失敗は学びの入り口」と捉えるべきなんだ。


生徒:でも、なかなかそうやって考えられないのも事実です。


先生:それも自然な反応だよ。だからこそ、次のような問題になりやすい行動・考え方があることを知ることが大事なんだ。


問題になりやすい考え方・行動(実力テストに対して特に)

  • 結果だけにこだわってしまう

    • 点数や順位がすべてで、努力や成長の過程を認めない。

    • 失敗を「自分のダメさの証明」として受け止め、再挑戦を避ける。


  • 主体的な復習・振り返りをしない

    • 間違えた問題をただ見過ごしたり、原因分析をしない。

    • テストをただの「通過点」としか考えず、振り返り学習を軽視する。


  • 思考停止、受け身な学習

    • 自分から考えて取り組むのではなく、指示されないと動かない。

    • 問題の背景や意味を考えず、丸暗記や一夜漬けに頼る。


  • 思い込みやバイアス(偏った考え)に囚われる

    • 「苦手だから無理」「どうせできない」と決めつけてしまう。

    • 誤った自己評価により、本来の力を発揮できない。


生徒:なるほど。結果だけにとらわれて、原因を探ったり考えたりしない自分も思い当たります。


先生:そう。そのために実力テストを受けた後には、「なぜ間違えたのか」「どの範囲が弱いのか」「次はどう勉強するのがいいか」を自分でしっかり考えよう。例えば、数学の応用問題や理科の記述問題で間違えた部分は、決して「苦手」と切り捨てるのではなく、「具体的にどこが分からなかったのか」を丁寧に振り返るんだよ。


生徒:でも、そういう振り返りも面倒に感じてしまいます。


先生:これは習慣づけの問題だね。授業や家庭で、小さな問題から「どう考えたか」を書いたり、意見交換をしたりすることで、主体的に学びを深める訓練ができるよ。先生や友達との対話も大切だね。主体的・対話的な深い学びが成績向上につながることがわかっているんだ。


生徒:つまり、テストは点数だけじゃなくて、「考え方」や「学習の過程」を見つめ直すチャンスなんですね。


先生:まさにその通り。だから、問題になるのは「テストでいい点を取ることだけが目的になってしまう」「できない自分を否定してしまう」ことなんだ。実力テストは今の自分の立ち位置を知って、そこからどう伸ばすかを考える機会。そう考えれば、自然と前向きに取り組めるようになるよ。


生徒:わかりました。結果に一喜一憂せず、振り返りの習慣をつけて主体的に学びたいと思います。


先生:いいね。その調子で、次の実力テストも「自分の成長の材料づくり」として大事に取り組もう!


「実力テストで勉強したことが出なかった」


先生:実力テスト、どうだったかな?


生徒:正直、「あれだけ勉強したのに、全然知らない問題ばっかり…」って感じでがっかりしました。


先生:それはつらいね。勉強した内容とテストで出た問題がズレてる、と感じることって結構あるんだよ。でもなんでそうなるか、一緒にもう少し細かく見てみよう。


生徒:普段は授業ノートやワークを何回もやり直してました。でもテストだと、教科書にない応用や初めて見る組み合わせ問題が多くて。


先生:実力テストでは、「基礎の組み合わせ」や「応用力」「その場で考える力」もよく問われるんだ。

  • 例えば数学なら、いくつかの単元を絡めた総合問題が出る。

  • 理科なら、単語や現象の説明じゃなく“理由や仕組み”を考える記述も多い。

  • 英語や社会でも丸暗記そのままでは解けない問題が増えてくるよね。


生徒:やっぱり、普段の基本問題だけじゃ厳しいんですね…。


先生:そうなんだ。よくある“勉強したのに出ない”の原因は、

  • 基本暗記やワークの繰り返しに偏りやすい

  • 単元ごとで内容が止まっていて、知識のつながりや応用まで広げにくい

  • 過去問や実戦形式での練習が少なく、「初見の出題」耐性がついていないという点にあるんだよ。


生徒:確かに、習ったところだけ・できそうな問題だけで安心してしまってました。


先生:じゃあ、今後はどうしたら「やったのに出なかった…」を減らせるか、具体的に工夫を考えてみよう!

  • 予想外の問題にも対応できる勉強法に挑戦

    • 過去の実力テストや類題を時間を計って解くなど、“本番を意識した演習”を増やす。

  • 知識のつながりを意識して復習する

    • 単元ごとに分けるのではなく、「どう応用されるか」「他の単元とどう組み合わされるか」を考えながら学ぶ。

  • できなかった問題・新しい出題形式を研究する

    • 初めて見た問題や間違えた問題は、答え合わせだけじゃなく、「なぜそうなるのか」を自分で説明できるまで掘り下げる。

  • アウトプット重視の学習

    • 解説を“読むだけ”や“写すだけ”で終わらず、「何も見ず自分で書く・話す」練習をする。家族や友だちに説明してみるのもおすすめ。


生徒:なるほど…。「やったことが出ない」は、“本当の理解”や“応用力”を高めれば、自然と減っていくんですね!


先生:その通り!実力テストは「習った知識をどう使うか」を見るためのテスト。だから、「できない=無駄」じゃなくて、「今の自分に何が足りなかったか」を気付くチャンスなんだ。結果をきっかけに、今まで以上に幅広く・深く学ぶ練習をしていこう。


ポイントまとめ

  • 実力テストは単なる暗記だけでなく、応用・融合・説明力も大切。

  • 普段から「どうしてその答えになるのか」「なぜこう考えるのか」を意識する勉強を増やそう。

  • できなかった新しいタイプの問題は、必ず深掘りと反復練習を!

 
 
 

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